家づくりを検討する際、多くの方が「冬は暖かく、夏は涼しく、さらに光熱費はできるだけ安く抑えたい」と考えるのではないでしょうか。そんな希望を一度にかなえるハウスメーカーの代表格が、一条工務店です。
本記事では、一条工務店の特徴・商品ラインナップ・性能・価格帯などを網羅的に解説しつつ、2025年最新版の情報も含めて初心者でも分かりやすいようにまとめました。これから家づくりを始める方や、一条工務店が気になっている方はぜひ最後までご覧ください。
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一条工務店とは?3つのギネスを持つハウスメーカー
まずは一条工務店の基本情報から見ていきましょう。
一条工務店は、日本のハウスメーカーの中でもトップクラスの販売実績を誇り、現在は販売個数No.1と言われています。
しかもそれだけではなく、以下の3つの点でギネス認定を受けているのです。
販売個数No.1
一条工務店は、注文住宅を中心に圧倒的な着工数を誇ります。
注文住宅を年間でこれほどまでに多く建てているメーカーは、他にほとんどありません。その理由のひとつは「標準仕様の高さ」にあります。展示場に並ぶ住宅がほぼ“そのままの状態”で建つため、「あれ?標準だと思っていた設備が実はオプションだった」という心配が少ないのです。
太陽光発電搭載率No.1
次に、太陽光パネルを搭載した住宅の設置率においてもNo.1を誇ります。
一条工務店の場合、自社で太陽光パネルを製造・販売しているのが大きな特徴です。一般的には、外部メーカーの太陽光パネルを仕入れてオプションとして提供するのが一般的ですが、一条工務店では自社工場を持つことで、大量生産によるコストダウンと品質管理を両立しています。
自社工場の大きさNo.1
最後に、全国各地に配置されている一条工務店の巨大な自社工場群。
その規模の大きさが世界最大級と認定されており、3つ目のギネス記録となっています。自社で大規模な工場を持つメリットは、「品質を一貫して管理できる」、「コストを抑えながら高性能を実現できる」という2点に尽きます。
一条工務店の企業姿勢
一条工務店は「家は性能」をスローガンに、性能面をとにかく突き詰める姿勢で知られています。
創業当時から東京大学名誉教授など学術研究者との共同実験を行い、独自の技術開発や実験データの蓄積を重ねてきました。
たとえば耐震実験や断熱実験は、自社施設や大学研究者との共同プロジェクトで何度も繰り返され、理論だけではなく「実際に家を建て、揺らし、壊してみる」ことで技術を磨いてきた歴史があります。机上の空論だけではなく、自分たちで検証し、自分たちで製造するからこそ高品質の住宅を適正価格で提供できるわけです。
一条工務店が支持される理由
「家は性能」というスローガンを掲げ、全国トップクラスの販売実績を誇る一条工務店。ここでは、誰もが気になる「なぜこんなに人気なのか?」をシンプルにまとめてご紹介します。
標準仕様の分かりやすさ
多くのハウスメーカーでは、展示場にモデルハウスを用意し、お客様に「こんな豪華な暮らしが実現しますよ」と夢を見せます。しかし、実際に建てようと見積もりを出してもらうと、展示されているもののほとんどがオプション扱いとなり、想定以上に金額が跳ね上がってしまうケースが少なくありません。
その点、一条工務店は「展示場と同じ設備が標準仕様」を基本方針としており、カタログや打ち合わせでも「これは標準、これはオプション」と明示してくれます。施主が混乱しにくい、分かりやすい仕様設定が大きな魅力です。
値引きなしの明瞭価格
もうひとつ特筆すべき点は、「値引き交渉なし」という明朗会計です。多くのハウスメーカーは、例えば「今キャンペーン中なので100万円値引きできます」といった営業トークが常識となっています。しかし、それはある意味「交渉上手な人が得をする」仕組みにもなりがちです。
一条工務店は原則として値引きをしません。初めから公平な価格を提示し、誰もが同じ条件で契約できるようにしています。予算を立てやすく、価格交渉に苦手意識がある方にとっては安心材料となるでしょう。
豊富な商品ラインナップ
一条工務店は商品バリエーションが豊富で、大きくは枠組工法(2×6・2×4)と軸組工法(在来工法)に分かれます。
それぞれに複数の商品名があり、性能面やデザインの方向性が少しずつ異なるため、自分の好みや予算に応じて選べる点もメリットです。
枠組工法(2×6・2×4)
●代表例:グランスマート、i-SMART、i-CUBE
●断熱性能が高い設計が可能
●天井高は標準2m40cm(オプションで2m60cmに変更も可)
軸組工法(在来工法)
代表例:セゾン、グランセゾン、ブリアールなど
●天井高2m65cmが標準
●南欧風や和風、クラシカルな外観などバリエーションが豊富
グレードによる断熱・性能の違い
一条工務店といえども、商品によって性能差があります。
- グランスマート / i-SMART / i-CUBE
┗ もっとも断熱性能が高いハイグレード帯 - i-SMILE
┗ 壁厚がやや薄め(140mm)だが高性能を維持 - セゾン・グランセゾン・ブリアール
┗ 軸組工法ゆえに天井高が高く、デザインの幅がある - HUGme(ハグミー)
┗ ローコスト重視のライン。必要最低限の性能を確保しつつ、価格を抑えたい方向け
一条工務店の家づくり:性能面の徹底解説
耐震性や断熱性、災害への備えなど、一条工務店がこだわる性能は多岐にわたります。こちらでは、家づくりの基礎知識として押さえておきたいポイントを詳しく見ていきましょう。
ダブル断熱構造
一条工務店は「家は性能」という理念を象徴するように、断熱性能を非常に重視しています。
一般的な住宅では、柱の内側に断熱材を入れる「内断熱」だけの場合が多いのですが、一条工務店のダブル断熱は【内断熱+外断熱】という形で熱を逃しにくい仕組みを構築。
この断熱材も自社工場で製造しており、高い熱抵抗値を実現できる素材を標準で使えるのが強みです。これにより、冬は暖房熱を逃しにくく、夏は外気の暑さを遮りやすい住宅になります。
窓・玄関ドアの高断熱仕様
いくら壁や天井の断熱を高めても、窓や玄関ドアが低断熱だと暖気・冷気がそこから大量に出入りしてしまいます。
一条工務店では、トリプルガラスの樹脂サッシを標準仕様としており、さらに玄関ドアには高断熱素材を惜しみなく投入。
最近では「ダジ(断熱ドア)」と呼ばれる分厚い玄関ドアを採用し、熱が逃げやすい玄関まわりも高断熱化が進んでいます。玄関ドアが分厚くなるぶん、開閉時に重量感が出ますが、防犯性もアップするというメリットがあります。
C値(隙間相当面積)0.5以下を全邸測定
高気密・高断熱の住宅では、気密測定を施工後に実施して「どのくらい隙間があるか」を確かめるのが重要です。
一条工務店は、全邸でC値測定を行い、「C値0.5以下」をクリアしています。
これは隙間が非常に少ないことを示す数値。全国的に見ると、気密測定を実施していないメーカーも多いなか、厳格な管理体制があると言えます。
ロスガード90(熱交換率90%の換気システム)
24時間換気が義務化された現代では、換気システムによる室温ロスが大きな課題となります。普通の第3種換気などを導入すると、せっかく室内を暖房・冷房で快適にしても、換気のたびに外気が大量に入ってきて室温が下がり(上がり)やすくなるのが難点です。
一条工務店のロスガード90は、熱交換率90%という高性能を誇り、換気による室温ロスを最小限に抑えられます。
24時間換気で空気がクリーンな上、冷暖房の効率も下がりにくいため、年間を通して省エネで快適な暮らしが可能です。
全館床暖房の快適性
一条工務店の代名詞とも言えるのが、全館床暖房です。
リビングやダイニングはもちろんのこと、廊下・洗面所・トイレ・お風呂までまんべんなく暖房管を通し、冬場でも「素足で生活できる暖かさ」を実現してくれます。
輻射熱暖房で足元からポカポカ
一般的なエアコン暖房は、暖かい風を吹き出して空気の対流で部屋全体を暖めます。そのため、風が当たると乾燥を感じたり、部屋の上部だけ暖かく足元が冷たいといった問題が起こりやすいです。
対して全館床暖房は、床下に温水を循環させる方式を採用。床を通して輻射熱でゆっくり室内を温めるので、風による乾燥感が少なく、下半身が特に冷えにくいメリットがあります。
ウルケアとさらぽか空調
床暖房をフル稼働させる冬には、乾燥が気になる方も多いでしょう。そこで一条工務店では「ウルケア」という加湿機能が導入可能。壁に取り付ける装置が自動給水しながら部屋の湿度を上げ、冬の乾燥対策がしやすいよう工夫されています。
一方、夏場の蒸し暑さを軽減するのに役立つのが「さらぽか空調」。こちらは床冷房(床下にぬるい水を通す)+除湿でさらっとした室内環境を保ちます。
ただしウルケアとさらぽかの併用は不可なので、どちらを選ぶかは地域の気候や施主のライフスタイルによって変わるでしょう。
太陽光&蓄電池の“電力革命”
昨今は売電価格の下落により、「太陽光はもうオトクじゃないのでは?」と悩む方も多いでしょう。ですが一条工務店の場合、「とにかく発電し、自家消費にまわす」というスタンスを取ることで、売電単価が下がってもメリットを生み出せる仕組みを構築しています。
自家消費を優先して電気代を大幅削減
かつては売電価格が高かったため、「作った電気を売る」ことで家計のプラスを狙うのがセオリーでした。しかし2025年以降、売電価格はさらに下落する見込みです。
一条工務店では、大容量の太陽光パネルをなるべく多く搭載し、さらに蓄電池を組み合わせることで「昼間作った電気を夜も使う」体制を作っています。燃料費調整額の高騰などを考慮すると、自己消費で電気代を節約できる点は大きな魅力です。
停電時でも家全体に電気を供給
また、一条工務店が独自に強化しているのが、「停電対策」です。一般的な太陽光発電は停電時には使えない、もしくは一部コンセントにしか給電されないケースが多いですが、一条工務店の蓄電池&パワコンを組み合わせたシステムでは家中どの部屋でも電気が使えるため、災害が起こった際にもライフラインを維持しやすくなります。
V2HでEVとも連携
最近は「V2H(Vehicle to Home)」という言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。これは電気自動車(EV)のバッテリーを家庭用電源として活用する仕組みで、一条工務店でもV2H対応の設備を導入可能です。
太陽光パネルが発電している時にEVを充電し、非常時には自動車から電気を取り出すことができるため、万が一の時でも生活が止まりにくいという安心感があります。
デザイン・間取り・自由度はどうか
ここまで性能面の強みを見てきましたが、一条工務店にも当然弱点があります。
それが「デザインや間取りの自由度が低い」という点。
自由設計が可能なハウスメーカーも多いなか、一条工務店ではいくつかの制約が存在します。
デザイン面
- キッチンや床材などは基本的に自社製品
→ カラーやパターンは限られるが、統一感が出しやすい - 外壁はタイル(ハイドロテクトタイル、グレータイルなど)
→ 色数が限られているが、耐久性は高い - 最新仕様では「木目調ののき天」「御影石のカウンタートップ」なども選択可能
→ ただしオプション料金がかかるケースあり
一条工務店は“選択肢を絞る”ことで迷いを減らし、全体のコーディネートを整えやすくしています。逆に、リクシルやTOTO、パナソニックなど他社のキッチン設備をどうしても入れたいという方には不向きかもしれません。
間取り面
- 最小45.5cmマス単位でプラン作成
- 大開口や大空間は基本的にNG(構造上&気密上の理由)
- スキップフロアや変形地に合わせた特殊な間取りも苦手
総2階(1階と2階がほぼ同じ床面積)にして耐震性能を最大化するのがセオリーのため、モダンな吹き抜けリビングや大きな斜め壁をつくりたい方には向いていません。ただし、その分施工制度が安定し、建物のバランスが崩れにくいというメリットがあります。
“一条ルール”への注意点
- 下り壁が生じやすい(天井を一面でフラットにしにくい場合がある)
- スイッチ・コンセントの配置など、他メーカーでは自由に決められる部分に制約
- Wi-Fi環境が弱くなりやすい(床暖用の配管などが電波を遮る要因になる)
これらの制約や仕様を「そこまで気にならない」という方なら、むしろハイスペックかつ安定品質な家が手に入ります。一条工務店は「できること/できないこと」が明確なので、契約前に納得できればデメリットにはなりにくいでしょう。
災害に強い家づくり:耐震・免震・水害対策
家の性能を語るうえで見逃せないのが、「災害に対してどこまで備えられているか」です。一条工務店は地震・台風・水害・停電など、さまざまなリスクに対して独自の研究と対策を積み重ねており、国内のハウスメーカーのなかでもトップクラスの災害対策を実現しています。
耐震実験を大量に実施
一条工務店の家は、基本的に許容応力度計算を前提とした設計を行っており、構造バランスをしっかり保った総2階設計が標準です。
大空間や大開口を避けることで、耐震等級3を基本とし、さらにオプションで2倍耐震(ミッドプライウォール)などを組み込むことも可能。
実験では、激しい揺れ(キラーパルス)や想定外の繰り返し地震なども想定し、実物大の住宅を壊すまで徹底的に検証を重ねています。
最新の免震技術「アドバンス免震」
耐震や制震だけでなく、「免震」にまで踏み込んでいるのが一条工務店の凄さです。
2024年には「アドバンス免震」という新たな免震技術を開発し、オイルダンパーで家そのものの揺れをほぼ抑えることを目指しています。
地震エネルギーを基礎下や免震装置で吸収し、家自体が揺れにくくなるため、室内の家具の転倒も起こりにくく、被害の軽減が期待できます。
対水害住宅
台風や豪雨が多発する近年、水害対策の重要度は増すばかりです。
一条工務店では、「家が浮く」対水害住宅(フロートタイプ)を開発するなど、他社にはないユニークな取り組みを進めてきました。
- 水が少量侵入するエリア向け:逆流防止弁を設置し、下水などからの逆流を防ぐ
- 大洪水エリア向け:フロートタイプで基礎ごと浮いてしまう
これは業界でも珍しく、「ここまで考えているのは一条くらい」と言われるほどの大規模研究を重ねてきた成果です。
メンテナンスや保証は?
家を建てたら終わりではなく、長期にわたりメンテナンスが必要になります。
一条工務店では高耐久の仕様を標準化し、長持ちしやすい設計を行っていますが、実際にはどのようなメンテナンスや保証が用意されているのでしょうか。
白アリ対策の徹底
- 土台まわりだけでなく、外壁に面する木材すべてを薬剤処理
- 断熱材にも白アリを寄せ付けない加工
- 5年ごとの再処理が不要なほど、最初から手厚い防腐防蟻処理
一般的なハウスメーカーは、基礎から1mほど上まで薬剤を塗るのみというケースが多く、定期的な再処理が必要です。
一方、一条工務店は施工時点でかなり範囲を広げた防蟻対策を施しているため、白アリ被害のリスクを極力減らせるのが強みです。
外壁タイルと屋根構造
- ハイドロテクトタイル(光触媒タイル):汚れが付きにくく雨で洗い流される
- グレータイル:シックな色味でメンテナンスもしやすい
- 屋根は太陽光パネルが屋根材になる方式
→ 下地には防水性の高いルーフィングを使用し、雨漏りリスクを低減
タイル外壁の場合、サイディングのように継ぎ目(シーリング部分)が劣化しても、タイル自体が防水機能を果たしてくれるため、長期的にみてメンテナンスコストが抑えられるのがポイントです。
保証年数
一条工務店の保証は、業界で特別長いわけではありませんが、構造躯体や防水に関する初期保証が充実しています。かつ、独自のアフターサービス体制も整えられているため、施工後も何かあれば速やかに対応してもらえるケースがほとんどです。
さらに、太陽光パネルや蓄電池などのシステム保証も自社提供であることから、万が一故障してもメーカーがたらい回しにされないのは安心感があるといえます。
一条工務店の価格帯・オプション費用
高性能住宅には「お金がかかりそう」というイメージが付きまとう一方、一条工務店はコストとクオリティのバランスにも定評があります。実際の価格帯やオプション費用の仕組みを把握して、失敗や後悔のない家づくりを目指しましょう。
商品ライン別のおおよその価格目安
- HUGme(ハグミー):ローコスト帯
→ 必要最小限の性能を確保しつつ、価格を抑えたい方向け - i-SMILE/セゾン:ミドル帯
→ 大きな家でなければ比較的手が届きやすい - i-SMART/i-CUBE/グランスマート:ハイグレード帯
→ ダブル断熱や高いデザイン性、充実装備を求める方向け
もちろん坪単価や総額は地域やオプション内容によって変化しますが、他のハウスメーカーと比べると「高性能の割には割安」と言われることが多いです。一条工務店の価格帯を判断する際は、標準仕様のレベルと光熱費削減効果も考慮に入れると良いでしょう。
値引きNG&標準仕様が充実
前述のとおり、一条工務店では値引きはほぼありません。その代わり、標準仕様が非常に充実しています。ただし、網戸や特定の収納、あるいはエアコンなど「えっ、これオプションなの?」と思うものが別途費用になる場合もあるので、契約前に確認が必須です。
オプション追加で快適性UP
- 御影石カウンター(高級感が出るが値段もアップ)
- ハニカムシェード(断熱性をさらに高めるカーテン代わりのシェード)
- ウルケア・さらぽか空調(どちらか一方のみ選択可能)
- トリプルガラスのアップグレード(標準でも高性能だがさらに高い遮熱・断熱性能が可能)
こうしたオプションを盛り込むと価格は上昇しますが、それでもランニングコスト(光熱費)が大きく下がり、年間で見ればトータルコストがむしろ他社より安いというケースも珍しくありません。
一条工務店が向いている人・向いていない人
ここまでの情報を踏まえ、一条工務店の家はどんな方におすすめなのか、逆にどんな方は避けたほうがいいのかを整理してみましょう。
向いている人
- 冬でも家中が暖かい家に憧れる人
┗ 全館床暖房+高断熱で足元ポカポカ - 災害に強い家を求める人
┗ 耐震・免震・対水害・停電対策が充実 - 仕様選びで迷いたくない人
┗ 自社製品が標準装備になっており、打ち合わせがスムーズ - 長い目でみてランニングコストを抑えたい人
┗ 太陽光×蓄電池×全館床暖房の組み合わせで光熱費大幅減
向いていない人
- 個性的なデザインや大胆な間取りにこだわりたい人
┗ スキップフロア、大空間、吹き抜け等は制約が多い - 海外製キッチンなど自由に設備を選びたい人
┗ 基本的に自社製品以外の組み込みは非推奨 - きわめてモダンでミニマルな“ノイズレス”空間を求める人
┗ 一条オリジナル製品は機能性重視で、配管や下り壁が目立つ場合がある
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まとめ:2025年最新版・一条工務店の魅力と選び方
一条工務店は、「家は性能」というコンセプトを突き詰める数少ないハウスメーカーの一つ。
- ダブル断熱やトリプルガラス
- 全館床暖房+ロスガード90
- 太陽光+蓄電池+V2H
- 対水害・免震・耐震2倍などの最先端技術
これらを“標準”もしくは最小限のオプションで手に入れられるのは、一条工務店ならではの大きな強みです。2025年以降も、さらなる免震技術の進化や電気代高騰への対応が進んでいくでしょう。
まずは展示場で標準仕様を確認しよう
一条工務店では、実際の標準仕様を確認できる展示場が数多く用意されています。ほぼ**「建てるそのまま」の状態**で見学できるため、イメージとのギャップが少なく、具体的な見積もりも取りやすいのが利点です。
さらに、宿泊体験を行っているモデルハウスもあるので、冬場や夏場の実際の快適性を体感してみると、床暖房や高断熱の良さを実感できるはずです。
迷ったらプロのサポートも活用
「他メーカーと比較検討したい」「土地探しから相談したい」という方は、住宅コンシェルジュや住宅FPに相談するとスムーズです。一条工務店は自由度が低い分、プラン選びや商品選びがシンプルなので、土地の形状さえ合えば打ち合わせも比較的ストレスフリーに進みます。
また、最近はオンラインでの図面チェックや見積もり相談をするサービスも増えているので、複数のメーカーを比較しながらベストな選択肢を探してみてください。
【あとがき:一条工務店での家づくりを検討するなら…】
一条工務店は、初心者が家づくりをスタートする際に「とにかく性能重視で将来の光熱費や災害リスクを抑えたい」という希望にマッチするハウスメーカーです。特に
- 冬の冷え込みが厳しい地域にお住まい
- 太陽光や蓄電池を使って光熱費を安定化させたい
- 災害への備えを万全にしたい
といった方には強くおすすめできます。一方、間取りやデザインにこだわりたい方にとってはやや物足りないかもしれませんが、あくまでも「標準装備のレベルが高い」という点を理解したうえで検討してみてください。
これから家づくりを始めるにあたり、まずは展示場見学や宿泊体験、モデルハウスの情報収集から始めてみると良いでしょう。ぜひ、本記事を参考にしながら理想の住まいへの第一歩を踏み出してみてください。
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